■グランソール

とある抗加齢医学のホームページでは「抗老化」と「抗加齢」というテーマで、抗加齢に関する記載がある。たとえば「発育期から衰えがあり、加齢に対する治療が必要」などの記述。しかしながら、この主張にはアンチ・エージング医学/アンチ・エイジング医学の根本にある、医学的及び文学的、あるいは哲学や倫理学を含めた「加齢」と「老化」の定義に対する理解の欠如があるとの考え方もある(医学は自然科学だけではなく、広く哲学や社会学、法学など多くの要素を含んだ総合科学である。その事を忘れた医者は医科学者であってもフィジシャン、臨床医ではありえない)。 また、医学用語において「老化」が病気であると認識されている場合はある。実例をあげると、遺伝子異常で思春期を過ぎたころから老化が進み、40~50歳くらいで老衰で死んでしまう病気「ウェルナー症候群」の日本語病名は「早期老化症」といい、「早期加齢症」とは呼ばない。 ゆえに、「抗加齢」と言う表現は不自然かつ、非科学的であるとの指摘がある。 新英和中辞典 第6版 (研究社)によれば、 「セネセンス(Senescence)」とは 「老齢、老境」という、高齢であるという状況をさす用語で、老化の直訳にはならない。セネセンスの同意語はAGED。それに対して、「エージング(Aging)」の邦訳は「1 老齢化、老化. 2 (ワイン・チーズなどの)熟成」.となっており、用法例では「an aging society 高齢化社会.、the aging process 老化作用.」とある。 以上を鑑みるに、「加齢」に基づくマイナスの現象が「老化」なのであり、「老化」ならばともかく、「加齢」とは戦う手段がないと考えるのが一般的であろう。 石?(石鹸・せっけん)とは、高級脂肪酸の塩の総称である。 工業的には、動植物の油脂からつくられる。 そのFX には炭酸塩や香料などを加える場合もある。 特に純石鹸(じゅんせっけん)と呼ぶ場合は、脂肪酸ナトリウムや脂肪酸カリウムだけで、添加物を含まない石鹸を指す。 界面活性剤であるため、油などの汚れを洗浄できる。 また、細菌の細胞膜やウイルスのエンベロープを破壊するため、一部の病原体から身を守るのに有効である。 一般に水を溶媒として溶かして使用するが、全く水を使わないでも洗浄効果がある宇宙飛行士用に開発されたものもある。 動物の肉を焼いた際、滴り落ちた油脂を木の灰(アルカリ)が鹸化し、土にしみ込み、その土で手を洗ったら汚れがとれると気がついた、というのが発祥と言われる。 最古の考古学的証拠としては、紀元前2800ごろのバビロンで発見されている。紀元前2200年ごろのバビロンの文献には、石鹸の製造法が記されている。 日本には、戦国時代末期か安土桃山時代にスペイン人かポルトガル人により伝えられたと推測されている。最古の確かな文献は、1596年(慶長元年8月)、石田三成が博多の豪商神谷宗湛に送ったシャボンの礼状である。 最初に石鹸を製造したのは、江戸時代の蘭学者宇田川棒斎・宇田川榕菴で、1824年(文政7年)のことである。ただしこれは医薬品としてであった。 最初に洗濯用石鹸を商業レベルで製造したのは、横浜磯子の堤磯右衛門である。堤磯右衛門石鹸製造所は1873(明治6)年3月、横浜三吉町四丁目(現:南区万世町2丁目25番地付近)で日本最初の石鹸製造所を創業、同年7月洗濯石鹸、翌年には化粧石鹸の製造に成功した。1877(明治10)年、第1回内国勧業博覧会で花紋賞を受賞。その後、香港・上海へも輸出され、明治10年代の前半に石鹸製造事業は最盛期を迎えた。1890(明治23)年、時事新報主催の優良国産石鹸の大衆投票で第1位になったが、全国的な不況のなかで経営規模を縮小した。翌年創業者の磯右衛門が死去。その2年後の1893(明治26)年、廃業した。彼の門下が花王、資生堂などで製造を続けた。 環境教育や表示指定成分(添加物)が人体や環境に与える悪影響を伝える情報が広まり、オリーブオイルなどの原料によって、石鹸を手作りする人々が増加している。目的は、環境保全の一環であったり、アレルギーの回避やスキンケアなどである。ただ、原料に使われる水酸化ナトリウム・水酸化カリウムは劇物であり、安全な防護策を施した上で製造することを推奨する意見もある。また、処方通り作らないと原料が残留し、肌に悪影響を及ぼしたり、残留した油脂による汚染も懸念される。排水後石鹸カスとなり界面活性力を失う事や生分解性が良好であるため環境にやさしいと言われているが、水の硬度により使用量が多くなることや有機物を多く含むためBODなどの点から議論の分かれるところである。 日本では、家庭用品品質表示法により合成洗剤と石けんを明確に区別してFX することが定められている。洗浄成分のすべてが純石けん分の洗浄剤しか石けんと表示できない。たとえ55%の純石けん分を含有していても、品名表示には合成洗剤と表示しなければならない。しかし、日常的な会話では、洗濯用合成洗剤を「粉石けん」や「液体石けん」と誤用している場合がある。 ここで、純石けんとは、くりっく365 もしくは脂肪酸カリウムといった本来の石鹸成分のことである。 医薬品(いやくひん)とは、飲んだり(内服)塗ったり(外用)注射したりすることにより、人や動物の疾病の診断、治療、予防を行うための物である。医療用医薬品と、薬局・薬店で誰でも購入できる一般用医薬品とに大別される。 以下、特筆なき限り日本における医薬品の扱いについて解説する。 国内で医薬品として譲渡を含め流通させるには、厚生労働大臣による製造販売承認が必要である。承認のないもので医薬品、医薬部外品、化粧品もしくは医療機器に該当しないものは「効能」「効果」をうたうことはできない。保健機能食品でその認められた範囲内で標榜する場合を除き、医薬品としての効能効果を謳った製品は、「未承認医薬品」として処罰の対象となる。 食品中の成分の薬理作用の研究が進んだ結果、疾病の予防などの効果をうたった健康食品が出現し、医薬品との区別があいまいになってきた。そこで食品と医薬品を明確に区分する必要が生まれた。 日本薬局方に収載された医薬品をさす。第一部医薬品、第二部医薬品に大別される。薬局方は約5年に一度大改定されるが、その間2年に一度程度追補版が発行され、収載医薬品が見直されている。2006年現在、第十五改正日本薬局方収載医薬品となっている。 日本薬局方医薬品は使用方法、効果、作用機序などがはっきりしたもののみを収載してきたが、米国薬局方等と比べ収載医薬品数やその内容で現状の医薬品を踏まえていないとの指摘から、積極的に新医薬品の収載を行うようなってきている。ただし、薬価やその扱いなどで、問題が若干残っている。 なお、第二部に収載されたショウガ、蜂蜜などは食品として利用されているものもある。 薬事法では、薬剤師が販売又は授与の目的で調剤業務を行う場所を、薬局と定義している。調剤室以外での調剤は、薬剤師法の規定により原則として認められていない。ただし、在宅医療などの場合は例外がある。 処方箋に基づいて調剤をおこなう薬局を調剤薬局と呼ぶこともあるが、薬局であれば原則調剤ができるので、不自然な呼び方である。 薬局以外の一般販売業や薬種商販売業(いわゆる薬店)は調剤室を有さない。一般用医薬品の販売が主であるが、医療用医薬品のうち処方せん医薬品や指定医薬品でないものを販売することもある。 ドラッグストアは、薬局、一般販売業、薬種商のいずれかの免許で営業しているものが多い。 配置販売業とは、配置員(販売員)が消費者の家庭を訪問し、医薬品の入った箱(配置箱)を配置し、次回の訪問時に使用した分の代金を清算し、集金する仕組み(「先用後利(せんようこうり)」という。)の医薬品配置販売業である。配置販売される医薬品は、置き薬ともいわれる。薬局や薬店と異なり、配置販売業の配置員は薬剤師などの資格を必要としないが、配置販売に従事するに際しては都道府県知事の身分証の交付が必要となる。